22年最新【沖縄県に保育士が移住】して働くメリットとは?補助金を徹底解説!

近年、保育士不足が深刻になっており、大きな社会問題となりました。

保育園に入れない待機児童が大量に出て、保育士は引く手あまたといったところでしょう。

ということは、なかなか取り沙汰されませんが、それだけ保育士の労働環境が厳しくなっているということでもありますよね。

しかも、さらにややこしいのは、これから先の日本は、少子高齢社会の到来が予想されており、これから先数年、あるいは数十年のスパンで見た時には、保育士が一気に、「斜陽産業」になってしまうということなんです。

保育士は、男女共同参画社会を促進し、少子化を防止していく社会の中で、働く女性の子育てを代替する、かけがえのない重要な職業ですが、こんな風に「直近は激務、将来は衰退」という未来がちらつく職業とあっては、なり手も少ないでしょう。

また、既に保育士として働いておられる方も、将来不安を覚えずにはいられないでしょう。

しかし、そんな保育士の方でも、沖縄県に移住することで、不安を解消することができるかもしれません。

その理由について、これからお話ししていきます。

沖縄県で暮らすには?人口・気候は?

それではまず、沖縄県の実態をお伝えします。

まずは、人口や気候といった観点からお話ししていきます。

沖縄県の人口は?

ではまず、沖縄県の人口から見て行きましょう。

以下が、過去10年間の沖縄県の人口の推移です。

年月 人口
2012年11月 1,412,153人
2013年12月 1,418,696人
2014年12月 1,424,618人
2015年12月 1,431,655人
2016年12月 1,441,622人
2017年12月 1,445,864人
2018年12月 1,450,229人
2019年12月 1,455,749人
2020年12月 1,459,803人
2021年12月 1,468,755人

参照推計人口

この表をご覧いただければお分かりいただけるかと思いますが、沖縄県の人口は、この10年間、1度の例外もなく、着実に人口が増え続けています。

また、2030年までは沖縄県の人口は増え続ける、という声もあるなど、これから先暫くは沖縄県の人口は右肩上がりだと予想されます。

人口が増えるということは、子どもの数も少なからず増えていくということ。

向こう10年間は、保育士の就業機会がなくなる心配はせずに済みそうです。

沖縄県の気候は過ごしやすい!?

さて、続いては、沖縄の気候について見ていきましょう。

仕事にせよプライベートにせよ、気候が穏やかで過ごしやすいと、あまりストレスを感じずに過ごすことができるので、気候は人生にとって重要な要素と言えます。

沖縄の気候に関しては、「暑い」と感じたり、「暖かい」と感じたり、人によって感じ方は様々だと思いますが、とにかく平均気温が高いことは間違いありません。

以下は、2015年から2020年までの沖縄県の、各月の平均気温及び年間平均気温を表にしたものです。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年平均
2015 16.6 16.8 19.0 22,2 24.9 28.7 29.0 28.7 27.8 25.5 23.8 20.1 23.6
2016 17.4 16.9 18.7 23.0 25.7 28.4 29.8 29.5 28.4 27.7 23.2 20.5 24.1
2017 18.4 17.1 18.3 21.6 24.2 26.6 29.9 30.4 28.9 27.0 22.8 18.0 23.6
2018 17.2 16.9 19.9 21.6 25.6 27.8 28.3 28.5 28.4 23.9 23.1 20.4 23.5
2019 18.1 20.0 19.9 22.3 24.2 26.5 28.9 29.2 28.0 26.0 23.1 20.0 23.9
2020 18.7 18.7 20.1 19.8 24.8 28.1 29.3 29.4 27.7 25.8 23.4 19.2 23.8

この表を見てもらえればお分かりいただけるかと思いますが、沖縄県は年間を通して温暖で、1年間の気温差も比較的小さいので、身体への負担が小さいといえるでしょう。

かなり過ごしやすい気候には違いないと思います。

保育士が沖縄県に移住して働くメリット

さて、なんとなく、沖縄県の特徴を分かっていただいたところで、保育士が沖縄に移住して働くメリットについて、お話ししましょう。

すごくいいところばかりなので、皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています!

保育士の求人が多い

まず第一に、沖縄県は、保育士の求人がとても多いので、好待遇が期待できます。

なにせ沖縄県は、保育園に通えない待機児童率の割合(待機児童率)が2020年4月時点で2.3%(2位の滋賀県は1.4%)と全国ワーストです。

そのため、沖縄県の保育士はまさに「引く手あまた」の状態であり、当面の間は職探しに困ることはないでしょう。

むしろ、他の仕事に比べて好条件を提示されるケースも散見されます。

自然豊かな環境で生活ができる

第二に、沖縄県に移住することで、自然が豊かな環境で生活することができます。「自然豊かな地域で暮らしたい」というと、「ノスタルジックだ」とか、「時代にそぐわない」とか、批判されてしまう時代になってしまった感がありますが、自然豊かな環境で暮らせるのは、人間にとって大変素晴らしいことなんです。

自然が多いと、植物がたくさんあるので空気がきれいです。空気から体内に入ってくる病原体や排気ガスも少なく、健康的な生活が送れるでしょう。

保育士が沖縄県に移住するデメリット

物事にはメリットがあれば、必ずデメリットがあります。

保育士が沖縄に移住するにあたっても、不可避のデメリットが存在します。

それは、平均年収が全国平均を下回るということです。沖縄県の保育士の平均年収は約329万円ですが、全国平均は約363万円ですから、30万円強の差があることになります。

せっかく求人の未来が明るく、健康的な暮らしを行えるチャンスがあったとしても、平均年収が低いとなるとちょっと……。そんなお気持ちの方もおいででしょう。

しかし、沖縄県は、県全体の平均年収が全国平均を下回る県です。

そのため、保育士の年収の低さもうなずけるものであり、それくらいの年収であっても、十分に裕福な暮らしを営んでいけるということなので、その点はご安心いただいていいのではないかと思います。

沖縄県に移住する際の補助金制度まとめ

さて、ここまで読んでくださった皆さん、お気持ちはいかがでしょうか?沖縄への移住に、ご興味をお持ちいただけたでしょうか。

ご興味をお持ちいただけた方に、一つ朗報です。

沖縄に移住するに際しては、補助金を受けることができるケースがあります。

ここで、その補助金についてお話ししましょう。

県外保育士誘致支援事業

第一に、沖縄県が実施している、県外保育士誘致支援事業が挙げられます。

これは、沖縄県が県を挙げて取り組んでいる、待機児童の解消の一環です。

県外からの保育士人材獲得を促進することで、保育士不足を解消しようとしています。

対象

  • 保育士資格を有している人
  • 沖縄県内に移住する直前に沖縄県外に在住していた人
  • 令和4年4月1日までに沖縄県内の保育所等(認可保育所(公立除く)、認定こども園、地域型保育事業所)に就職する予定の人
  • 沖縄県内の保育所等で週20時間以上かつ1年以上勤務する人。

補助内容

沖縄県外の保育士が、沖縄県内の認可保育施設への就労に係る渡航費や引っ越し費用など移住費用の支援です。

  • 事業期間:令和3年10月1日~令和4年3月31日
  • 実施主体:各市町村
  • 補助内容:2人以上世帯:1世帯当たり40万円、単身世帯:1世帯当たり20万円

参照県外保育士誘致支援事業

県外在住の保育士への渡航費等の支援

また、上記の事業に加えて、沖縄県の各市町村が独自に、県外在住の保育士の渡航費を支援するケースもあります。

ここでは主要な市町村の支援内容について、まとめておきます。

那覇市

まずは、沖縄県の県庁所在地であり、沖縄県最大の都市、那覇市が打ち出している支援制度です。

対象
  1. 保育士資格取得後、保育士登録をしている人
  2. 沖縄県外に住所を有し、市内保育所等に就職を希望する人
  3. 施設以上の市内保育所等(同一法人の運営による保育所等を除く)において就職活動を実施する人 など
補助金額
  1. 補助対象経費
    →就職活動に要した航空運賃やホテル等の宿泊料等
  2. 補助金の額
    →(1)の経費のうち上限額5万円以内

詳しくは以下をご参照ください。

参照保育士継続応援給付事業(那覇市)

石垣市

続いては、沖縄県屈指の観光スポット、石垣島を抱える石垣市の補助金をご紹介します。

石垣市では、「島外保育士誘致支援事業補助金」と「潜在保育士再就職支援事業補助金」の2種類の補助金があります。

「島外保育士誘致支援事業補助金」は、石垣市外に住んでいる保育士を誘致して保育士不足を解消しようとする制度、「潜在保育士再就職支援事業補助金」は、石垣市内に住んでいて、暫く保育士から遠ざかっている人たちにもう一度保育士として勤務してもらうことで、保育士不足を解消しようとする制度です。

対象者

それぞれの制度の対象者を下記にまとめます。

【島外保育士誘致支援事業補助金】

  1. 採用時点の年齢が満60歳未満の保育士資格を所持している人、もしくは、令和3年度中に保育士養成校を卒業するのもの
  2. 現に石垣市外に居住している、もしくは、令和3年4月以前に、石垣市外へ居住しているもので、保育士として勤務するために石垣市内に転居してきた人。ただし、竹富町在住の人は対象外。
  3. 石垣市内の保育施設等(認可園・認定こども園・地域型保育事業・令和3年度内に認可保育園として開園が予定されている園・企業主導型保育事業・公立保育所)への就職が決まっている人
  4. 石垣市内の保育施設等で週30時間以上かつ2年以上の勤務に同意する人

【潜在保育士再就職支援事業補助金】

  1. 採用時点の年齢が満60歳未満の保育士資格を所持している人
  2. 石垣市に居住している人で、過去6ヶ月以上、保育業務に従事していない人
  3. 石垣市内の保育施設等(認可園・認定こども園・地域型保育事業・令和3年度内に認可保育園として開園が予定されている園・企業主導型保育事業・公立保育所)への就職が決まっている人
  4. 石垣市内の保育施設等で週30時間以上かつ2年以上の勤務に同意する人
補助金額

【島外保育士誘致支援事業補助金】

50万 円

参照石垣市島外保育士誘致支援事業補助金交付要綱

【潜在保育士再就職支援事業補助金】

40万円
参照石垣市潜在保育士再就職支援事業補助金交付要綱

詳しくは以下をご参照ください。

参照離島保育士確保総合対策事業

宮古島市

沖縄県で最も多くの指定文化財を抱える宮古島市。

マンゴーが美味しいことはあまりにも有名ですよね。そんな宮古島市の補助金をご紹介します。

宮古島市では、「宮古島市保育士就労渡航費等補助金交付事業」という制度があります。

こちらも、宮古島市外在住の保育士さんを宮古島市へ誘致し、保育士不足を解消するため、渡航費や転入費等の費用に対して、補助金を出しています。

対象者は以下の通りです。

対象者
  1. 宮古島市外に在住し、保育士資格を有する人
  2. 宮古島市に転入し、認可保育施設等に就労する人(転入以前に内定等を受けていること。)
  3. 採用された日から起算して2年以上勤務する意思がある人(2年以内に離職すると補助金を返還しなければならない場合があります。)
補助金額
  • 沖縄県内からの場合  25万円以内
  • 沖縄県外からの場合  30万円以内

詳しくは以下をご参照ください。

参照宮古島市保育士就労渡航費等補助金交付事業

久米島市

沖縄最西端の島で、特に自然が豊かなため、島全体が国立自然公園に指定されている久米島。小さな島で、ぐるっと一周できてしまうのも魅力的。

そんな久米島での補助金制度をご紹介します。

久米島市には、「久米島町島外保育士確保対策事業補助金」という補助金があります。

以下に対象者をまとめます。

対象者
  • 町外に在住する保育士で、令和3年4月以降に町内の保育施設等に就職した者又は就職が決定した人
  • 年齢が60歳未満の人
  • 町内の保育施設等で週30時間以上、かつ、2年以上の勤務を行うことができる人
  • 私立保育園及び家庭的保育事業所等の保育士確保のための赴任に係る 渡航費等扶助事業での補助金の交付を受けていない人
補助金額
  • 県外からの場合上限額70万円
  • 県内からの場合上限額40万円

詳しくは下記をご参照ください。

参照久米島町島外保育士確保対策事業 ~久米島で保育士しませんか~

うるま市

闘牛やエイサーなど、この場所ならではの催事を観ることができるうるま市。

沖縄第三の都市であるうるま市の、補助金制度をご紹介します。

うるま市は、これまでご紹介してきた自治体とは異なり、再就職による保育士の確保に注力しており、「うるま市保育士等再就職促進支援金」という支援金を設定しています。

対象者
  1. 保育士、保育教諭、幼稚園教諭(以下「保育士等」)の人で、以下の条件を満たす人。
  2. 私立認可保育園、小規模保育事業者、認定こども園、公立保育所、公立幼稚園(以下「保育所等」)を離職後、1年以上が経過した後、うるま市内の保育所等へ再就職した人。又は保育士等の資格取得後、一度も保育所等で勤務経験がないまま1年以上が経過した後、うるま市内の保育所等へ就職した人。
  3. うるま市内の保育所等へ再就職した後、保育士等として6ヶ月以上継続して勤務した人。
  4. 保育士等として就職してから半年が経過するまでの間、一日6時間以上勤務し、かつ、月20日以上勤務している人。
補助金

うるま市内の保育所などに、再就職もしくは初めて就職した人に、10万円が交付されます。

詳しくは下記をご参照ください。

参照保育士等再就職促進支援金について

沖縄県補助金一覧

最後に沖縄県内で、保育士誘致のための補助金を設けている自治体と、その補助金について、表で簡単にまとめておきます。

これほど多くの自治体が補助金を設けている今、保育士という仕事に魅力を感じておられる、あるいは保育士で身を立てて行きたいとお思いの方にとっては、千載一遇のチャンスが巡ってきていると言えますね。

自治体 補助金名 対象(内か外か)
那覇市 保育士継続応援給付事業

保育士継続応援給付事業

内外とも
石垣市 島外保育士誘致支援事業補助金

潜在保育士再就職支援事業補助金

内外とも
宮古島市 宮古島市保育士就労渡航費等補助金交付事業 内外とも
久米島市 久米島町島外保育士確保対策事業補助金 内外とも
うるま市 うるま市保育士等再就職促進支援金 市内

保育士宿舎借り上げ支援事業

「保育士宿舎借り上げ支援事業」という事業もあります。

これは、保育士のための宿舎を借り上げる資金を、自治体が援助する、というものです。

保育士の方からすると、居住費支援1人平均約5.2万円と、かなり大きな金額の援助を受けることができます。

こちらの事業を実施している市町村の一覧は以下の通りです。

《宜野湾市、石垣市、浦添市、名護市、沖縄市、豊見城市、うるま市、宮古島市、南城市、嘉手納町、北谷町、南風原町、伊江村》

参照県外保育士誘致支援事業について

空き家バンク制度

「空き家バンク」とは、読んで字の如く、各自治体がその地域の空き家を有料で貸し出しもしくは売買し、有効活用する仕組みのことです。

石垣市久米島粟国島では、この空き家バンクを制度として導入しており、物件を移住希望者に紹介しています。

以上、沖縄県の各市町村は、保育士に限らず、多くの方の移住を望み、支援策を打ち出しています。その中でも保育士は特別優遇されている(それだけ必要とされている)人財だということが見て取れます。

移住者も対象!その他沖縄県の支援制度

説明してきました「移住者への補助金制度」もありますが、他にも沖縄県では保育士を対象にさまざまな支援を行っています。

以下では、いくつかある支援項目のうち、代表的なものをご紹介します。

就職祝い金

なんと「就職祝い金」という制度まであるから驚きです!

どこまで本気なんだ、沖縄県!

就職祝いだなんて、ほんの一部の親戚か、すごく仲の良い先輩数人からもらえたら超ラッキー、くらいのものですが、何とこれを、自治体からもらえちゃうんですから、びっくりです。

それもこれも、沖縄の未来を担う子どもたちの面倒を見る「保育士」という仕事に就くからこその特典ですね。

こちらを実施している市町村の一覧は以下の通りです。

那覇市、名護市、豊見城市、うるま市、南城市、読谷村、南風原町、八重瀬町

沖縄市

保育士資格を持っていながら、1年以上保育士として勤務していなかった人が、沖縄市内で保育士として復職すると、10万円の給付があります。

那覇市

那覇市では、下記2つのいずれかに該当する方向けに、「応援祝い金」という形で、5万円を支給しています。

  1.  潜在保育士・新卒保育士
    就職してから6カ月以上勤務しており、今後も継続して就労する意思のある保育士。
  2. 3年目と6年目の保育士
    勤務3年目または6年目で、今後も継続して就労する意思のある保育士。

うるま市

うるま市では、「うるま市保育士等再就職促進支援金」という名前で、一定の条件を満たす人に対して、10万円を支給しています。

ここでいう「保育士等」とは、保育士、保育教諭、幼稚園教諭のことを総称していいます。この「保育士等」のうち、以下の条件をすべて満たす人が、支給の対象者です。

  1. 私立認可保育園、小規模保育事業者、認定こども園、公立保育所、公立幼稚園(以下「保育所等」)を離職後、1年以上が経過した後、うるま市内の保育所等へ再就職した人。
    もしくは保育士等の資格取得後、一度も保育所等で勤務経験がないまま1年以上が経過した後、うるま市内の保育所等へ就職した人。
  2. うるま市内の保育所等へ再就職した後、保育士等として6ヶ月以上継続して勤務した人。
  3. 保育士等として就職してから半年が経過するまでの間、一日6時間以上勤務し、かつ、月20日以上勤務している人。

以上、代表して3つの市の事例を取り上げてみましたが、ここまで充実した支援があるのも今のうちです。

期間限定のものもあるので、「いつか」と思われている方は、この機を逃す手はないでしょう。

子育て支援

続いて、とって大きな問題となるのが、子育てでしょう。

移住すると、ご自身の生活環境が変わるのはもちろんですが、お子さんの生活環境も変わることになります。

子どもは新しい環境でうまくやっていけるだろうか?

自分が仕事を始めた時、子育てを手伝ってくれる存在がいるのだろうか?

お子様を抱える家庭は、悩みが尽きないものです。

そんな方向けに、子育てに関するサポートも充実しておりますので、お問い合わせされてみるといいでしょう。

以下に、いくつかの代表例をご紹介します。

沖縄市の児童手当制度

対象者は、0歳から中学校卒業(つまり、15歳の誕生日の後最初の3/31)までの児童を養育している人です。

「児童」と言いながら、中学生のお子さんまで対象に含まれていて、かなり多くの過程が該当するのではないでしょうか。

また、支給金額は児童の年齢に応じて、下記の通りです。

児童の年齢 児童手当の額(1人当たり月額)
0歳~3歳未満 月額1万5,000円(一律)
3歳~小学校修了前 月額1万円

(第3子以降、1万5,000円)

中学生 月額1万円(一律)

沖縄市の児童手当制度については、詳しくは以下のサイトを参考にしてください。

参照児童手当制度のご案内

子ども医療費助成事業

また、全部で41の市町村が、子どもの医療費の助成事業を行っています。

下記サイトにPDFで一覧化されているので、参考にされてみてください。

参照こども医療費助成事業市町村制度一覧

上記でご紹介した沖縄市を例にとると、未就学児から中学生までは自己負担0で医療を受けることが可能です。

名護市など、市町村によっては高校生まで自己負担0で医療を受けられるところもあり、働くお父さん、お母さんたちにとっても安心材料となりうる制度が整っています。

移住に失敗しない!お試し移住体験

移住したいけど、実際住んでみて合わなかったらどうしよう。。と不安な方も多いと思います。

そんな方の為に移住のお試し体験ができる市町村がありますのでいくつか紹介します。

うるま市「津堅島」

津堅島(つけんじま)はうるま市唯一の友人離島です。

実施概要

  • 滞在日数/4泊~10泊
  • 利用人数/1名~4名(超える場合は要相談)
  • 滞在場所/沖縄県うるま市 津堅島の宿
  • 利用料金:4,000円/1組 + 2,000円/1名あたり※滞在日数に関わらず

対象者

  • 3年以内の移住を検討していること(観光等が目的の滞在は対象外)
  • 事前のヒアリングや体験後のアンケートへの協力
  • 「うるま市お試し移住新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を遵守できる人

※期間が決まっているので、時期によっては開催していない場合があります。

参照うるま市唯一の有人離島『津堅島』で暮らすように滞在する お試し移住してみませんか?

国頭村

国頭村(くにみがそん)は沖縄県国頭郡に属する村で、沖縄本島の北端に位置します。

実際に住宅へ住んでみる移住体験住宅を提供しています。

実施概要

  • 滞在日数/1泊~13泊(大型連休・年末年始は利用不可)
  • 利用人数/1名~6名
  • 利用料金/1泊1人あたり 2,000円~3,000円(小学生以上)

対象者

  • 原則50歳未満の人で、家族またはそれに準ずる範囲の人
  • 利用日当日、役場担当者との面談を受ける(代表者のみでも可)
  • 利用後、アンケート調査に協力

参照国頭村移住体験住宅

住宅手当や奨学金返済手当などがある園もあります!

保育士さんの支援を行っているのは、自治体だけではありません。

各保育園も、保育士さんに手厚いサポートを提供しています。

もちろん、すべての保育園が、とはいきませんが、各園によって手当の内容は異なりますし、中には相当手厚い手当が出る園もあります。

「沖縄リゾート保育」では、手当はもちろん、職場の雰囲気や、地域の雰囲気など詳しく掲載されていますので、ご自身にとって理想的な職場を、ぜひ見つけていただきたいと思います!

サイトhttps://resort-hoiku.okinawa/original-job/

沖縄県で保育士をしたい方のご相談お待ちしています!

さて、ここまで、沖縄県内の様々な保育士さん向けの支援制度についてお伝えしてきました。

それもこれも、ひとえに、皆さんと一緒に、明るい沖縄の未来を作って行きたい、沖縄の待機児童問題を少しでも解決したい、ただその思いがあってこそです。

この記事を読んで、あるいは別の何かしらのきっかけで、沖縄県で保育士をすることに、ほんの少しでも興味を持っていただけた方、我々はいつでも、ご相談に乗ります!

あなたのその思い、ぜひ聞かせてください。

まとめ

日本の最南端に位置し、独自の歴史を歩んできた沖縄県。

温暖で自然が豊かで、大変住みやすい地域です。

そんな沖縄県、今では待機児童率が日本ワーストと、好ましくない状況です。

しかし、見方を変えれば、これから先、沖縄の、ひいては日本の担い手となっていくであろう、若い活力が溢れているということでもあります。

ぜひあなたがもつ「保育士」という力を活かして、沖縄と日本の未来を形作っていきませんか。

沖縄で保育士になれば、快適な生活とともに、そんな素敵な物語が待っています。