神森こども園(沖縄県浦添市) 佐藤恵美先生(主幹保育教諭)36歳

なぜ沖縄に移住して保育士として働いているのですか?

沖縄に来て3年目になります。東京の保育園で10年ほど保育士として働いていたのですが、別の地域でも保育を色々学べるのではないかと思い、小さい時から好きだった沖縄に来ることにしました。
実は今の園の園長先生の奥様が東京の保育園で働いていたので、声をかけていただいたというのも沖縄に来るきっかけになりました。海も好きですし、小さい時の家族旅行も毎年沖縄でした。そんなこともあり、沖縄への想いが強くありました。

今のお仕事の状況を教えていただけますか?

1年目は同じ法人の別の保育園で特別支援の担当をさせていただきました。
2年目からこちらに移動し、今は主管保育教諭として、職員や保育全体の管理をさせていただいています。来年度からは園長に就任する予定です。

沖縄での保育についてお話をお聞かせください

沖縄だと、ゆったり保育が出来るかなと思っていました。そして先ずは人が違います。

私は細かく、せかせか動いてしまうところがあるのですが、こちらは先生も、そして保護者も、もっとゆったり、細かいことをあまりきにしないので大らかに時間を過ごしているように思います。
保育に関しては東京も沖縄もそれぞれ良い面悪い面があるように思います。東京ではとっても細かいところまでいきわたるような保育をしますが、沖縄では、まずは子どもにさせてみなさい。自由に自由にという考え方があるようなので、最初は戸惑いもありました。

職場の仲間や先輩たちにとても恵まれています。保育の考え方などをすり合わせて、話し合って寄り添ってくれる先生方ばかりなので本当に助かっています。

沖縄に住んでみて良いところはどんなところですか?また不便を感じるようなことはありますか?

車をすぐに手に入れないと、やはり行動範囲が狭くなってしまいます。東京では免許はあっても車に乗ることはなかったので、そこが一番困ったところです。そして友達や家族と離れて過ごすことが最初は辛かったのですが、沖縄の人達が優しいのでたすけられています。

これから沖縄に来たいと思っている方々へのメッセージはありますか?

ぜひ沖縄にきてください!いろいろな地域から先生方が来てくれることにより、各地の保育の融合や新しい考え方で保育を実践することが出来るようになるので、ぜひ全国から先生方に来ていただきたいと思います!

※撮影時のみマスクをはずしています。