沖縄県の保育士求人事情を紹介!有効求人倍率や応募方法まで

最近ニュースを騒がせた、保育園の待機児童問題。この待機児童率が高いのが沖縄県です。

沖縄県は人口に占める子どもの割合が高いにも関わらず、保育士の数が絶対的に足りていない状況です。

そのため、待機児童の回避に向けて、沖縄県や各市町村は、様々な支援制度を行っています。

そんな、沖縄県での保育士求人事情をご紹介します!

沖縄県で働く保育士の特権

早速ですが、沖縄県で働く保育士の特権について、ご紹介します。

補助金が充実している

市町村によって若干異なりますが、沖縄県で就職あるいは復職する保育士には、多種多様な補助金が用意されており、大変厚遇されています。

渡航費補助

沖縄県外、あるいは沖縄県内の特定の市町村外から移住して保育士になる場合、その渡航費に対して補助金が出ます。

やはり引っ越しをする際に気になるのが、渡航費などの移住費でしょう。ここを市町村に負担してもらえるのは、かなり大きなメリットと言えます。

子どもの医療費補助

未就学児小中学生、市町村によっては高校生まで、の児童がいる家庭に対して、その児童の医療費を、市町村が負担してくれる制度です。

保育士として働く場合、自分の勤務中に我が子が怪我や病気をしないか、という不安はつきものだと思います。

しかし、この制度のおかげで、そんな精神的不安も多少は軽減されるのではないでしょうか。

再就職支援金

以前から該当の市町村に住んでいた人が、保育士として再就職する場合、いわゆる「就職祝い金」として、市町村から補助金を受け取ることができます。

他にも市町村から貰える補助金などあるので、詳しい補助金に関しては下記サイトをご確認ください。

参照沖縄県の保育士の平均給料は?他県・エリア別比較や補助金と移住者手当まで

自然豊かな環境で働ける

また、こちらは制度的なお話しではありませんが、沖縄の豊かな自然の中で仕事ができるのも、沖縄県で保育士をする方ならではの特権と言えるのではないでしょうか。

なにしろ、沖縄県は、毎年たくさんの観光客が羽を伸ばしに来る場所です。

沖縄県に限らず、自然豊かな場所に旅行にでかけると、都会の喧騒を忘れ、ゆったりとした時間の流れの中で、ストレスなく過ごすことができる、そんな風に感じる方は多いのではないでしょうか。

沖縄県で働くと、その豊かな自然に、毎日囲まれて仕事ができるんです!

保育士という仕事は、肉体労働だったり、大切な命を預かる仕事で、ストレスを感じやすい職業です。

そんなストレスも、沖縄の自然で緩和されるので、働きやすい環境にあると言えるのではないでしょうか。

地域の雰囲気が良く、ご近所のおばあちゃんなどの交流がある

また、地域の住民同士のつながりの濃さ、雰囲気の良さも、沖縄県ならではの特権と言えるでしょう。

何しろ、同じ地域に住む住民同士は大変かかわりが深く、常にアットホームな雰囲気です。

保育士として仕事をしている間、自分の子どもが心配な方もいるかと思いますが、沖縄県では地域内での結びつきが強いため、周りの人が温かく見守ってくれる、そんな安心感に包まれ、少なからず安心した気持ちで、勤務することができます。

地方自治体に支えられ、自然に癒され、地元の方にも支えられる。

三方よしの素敵な環境で働けるのは、沖縄県で働く保育士ならではの、まさに「特権」というべきものでしょう。

沖縄県の有効求人倍率は3.48倍!

まず、有効求人倍率とは、求職者1人に対して、何件の求人があるかを表す指標です。有効求人倍率が1倍を上回ると求職者よりも求人数の方が多く、その倍率が高いほど人手不足であるということを表します。

そこで、沖縄県の保育士の有効求人倍率はどのくらいかと言いますと、3.48倍(2021年10月時点)です!
全国保育士の有効求人倍率は2.66倍です。全国全職種の有効求人倍率は1.16倍に対して、保育士という事だけでも高いですが、沖縄の保育士というとかなり高くなります。

このことから、沖縄県で保育士をしたい。と思っている方は求人が多く、就職しやすいという事が分かります。

参照保育士の有効求人倍率の推移(全国)/厚生労働省「職業安定業務統計」

応募する保育園・こども園を探そう

求人に応募する前に、サイト・SNSで園の様子をチェックしよう

求人サイトの条件だけ見て応募すると、実際就職してみると、思っていたのと違った。。なんて事もあります。

そこで確認必須が各保育園のサイトあるいはSNSです。

各保育園での保育の様子を写真や動画で簡単に見ることができるため、自分にとって最適な保育園を選択する上で、大変役立ちます。

また、就職時に必要な「志望動機」を書く上でも、サイトやSNSが役立ちます。

サイトやSNSに掲載されている写真や動画、文章などは、その保育園が発信したいメッセージをあらわしているので、「それを見てどう感じたか」を書くと、かなりいい志望動機が書けるでしょう。

沖縄リゾート保育では、各園の日常の写真や、保育の特色、園自慢、職場の雰囲気、地元地域の雰囲など分かり易く掲載していますので是非確認してみて下さい!

参照沖縄リゾート保育

Twitterでも掲載園の日常をチェックできます!

参照https://twitter.com/resort_hoiku

沖縄県の保育士になるためには

では、そんな沖縄県の保育士になるためには、一体どんな方法があり、最大限補助を受けるためにはどんなルートをたどればよいのか、ここからはそこを詳しく見ていきましょう。

応募の仕方

当然ですが、まずは応募するところから始まります。

といっても、何も特別なことをするわけではありません。

一般的な就職活動、転職活動と同じように、求人サイトから求人情報を見つけ、そのフォーマットにしたがって応募するだけです。

ただし、応募前に一度、応募する保育園のある市町村の助成金について調べておくことをお薦めします。

そこでしっかりと、自分がどんな補助金の対象なのか、というところを押さえておくとよいでしょう。

メッセージの書き方

ここでワンポイントアドバイス。応募に際してのメッセージの書き方についてです。

ここで書くメッセージは、書類選考や面接に進むために、まずは面接官に読んでもらえることが大変重要です。

そのために意識しておくべきポイントについて、お話しします。

要点をまとめる

まず、何よりも重要になってくるのが、「要点をまとめる」「端的に書く」ということです。

採用担当者は、たくさんの人からメッセージを受け取り、時間のない中で慌ただしく目を通しています。

そんな採用担当者が、やたらと文字数が多い文章や、結局何が言いたいのか伝わらない文章に出会ったら、最後まで読み切ることなくメッセージを閉じてしまっても不思議ではありません。

まずは履歴書や面接を通して、あなたの想いを届ける機会をつかみ取れるように、できるだけ要点をまとめて書くことを徹底しましょう。

話し言葉や絵文字を使わない

採用担当者に送るメッセージは、平素親しい友人に送っているLINEと同じような感覚で送れてしまいます。

そうであるがゆえに、ついついやってしまいがちなのが、話し言葉や絵文字などの使用。

使ってはダメだとわかってはいても、日常生活で、ほぼ無意識のうちに使っているがゆえに、つい使ってしまってしまうものです。

「少し堅苦しいかな」と感じるくらいの文章を、敢えて意識して書いてみるとよいでしょう。

送信する前に必ずもう一度確認を!

これも重要。スマホでメッセージを打ち込んでいるときは、紙に書くときよりもミスが起こりやすいので、特に気をつける必要があります。

また、先ほども述べたように、話し言葉や絵文字などは、「ついうっかり」が多いので、念入りに見直すのがよいでしょう。

履歴書の書き方

応募をしたら、続いて書くことになるのが履歴書です。

ここでは、履歴書の中でも大きな比重を占める「志望動機」の書き方について、要点を触れておきます。

①なぜ保育士になろうと思ったのか?

まず、志望動機の1つ目は、「そもそもなぜ保育士になろうと思ったのか」という点です。

こちらは皆さん、言われなくても必ず記載される内容でしょう。

先にご紹介した補助金にも「2年間勤務すること」という条件が含まれているものがあります。あれだけ保育士を渇望している沖縄県ですら「2年以上は働いてもらわないと困る」と考えているということでしょう。

採用担当者は、「この人は保育士として長く働けるか?」を見極めようとしているわけです。

保育士として長く働くためには、「なぜ保育士をやりたいのか?」という理由が非常に重要です。

「私はこんな理由で保育士になりたい!」と語るあなたの文章を読んでいる人が、「自分も保育士として働きたい!」と思えるくらい、楽しくて明るい保育士生活を思い描くことが鍵になるでしょう。

②なぜその園を志望するのか?(その職場でなければいけない理由を明確にする)

志望動機の2種類目、それは「なぜその園を志望するのか?」です。

これがないと、採用担当者からすると、「他の園で頑張って!」となりかねません。

その園のどこに惹かれたか、何に魅力を感じたのか、をきちんと書くようにしましょう。

③就職後やりたい仕事・キャリアプラン

そして次に盛り込むべきなのが、あなた自身が思い描いている、就職後にやりたい仕事とキャリアプランについてです。

これはあなた自身の「価値観」を話しているのと同義で、採用担当者はこの話を通じて「あなたが園の雰囲気とマッチするか?」を見ようとします。

一度就職した人には、長く働いてもらわなければならないので「マッチング」は気になるところです。

また、「マッチング」は、あなた自身にとってもすごく重要です。

就職や転職は、そこからスタートです。あまりマッチングしない場所でスタートを切ってしまうと、あなた自身にとってもメリットはありません。

お互いのために、ここはしっかりと語りきるようにしましょう。

④応募先にマッチする自分の強み・経験

そして最後に、「自分がどれだけ役に立つか」をアピールするようにしましょう。

就職や転職で一所懸命になるあまり、「お願い!雇って!!」というスタンスになってしまわないように注意しましょう。

保育園から給料をいただく以上、あなたは保育園に対して価値を提供する必要があります。

少々残酷な言い方をすれば、「この人はあまり価値を提供してくれなさそうだ」と思われたら、園はあなたに対して給料を払いたくない、すなわち、あなたを採用したくない、という気持ちになるでしょう。

初出勤に備えて準備すること

最後に、履歴書が通り、面接も晴れてクリアしいよいよ初出勤!という状況で何を準備ししておけばよいかについてお伝えします。

筆記用具や印鑑、上履き、エプロン、ハンカチなど、初歩的な持ち物は皆さん用意されるとは思いますが、意識して準備しておいた方が良いものがいくつかあります。

まずは、ソーイングセットや着替えなど。子どもを相手にしていると動き回ることが多いので、思いのほか汗をかきます。

また、子どもに服を引っ張られ、服がダメになってしまうことも考えられますので、着替えやソーイングセットはもっておくとよいでしょう。

そしてもうひとつは、手土産です。

保育士の初出勤となると、児童のことばかりが思い浮かんでくるのが自然だと思いますが、保育園も「会社」の一つです。

同僚や先輩とも初対面になるので、何か一つ、喜ばれるものを持参しても良いでしょう。

沖縄県保育士の先輩の声

それでは、自分自身が沖縄県で保育士として働く姿を少しでもクリアに描いていただくために、今回は他県から沖縄県に移住して働いている保育士の先輩の声をいくつかご紹介します。

うるま市の保育園で働くS先生

昔から海が好きだったので、沖縄県の保育園で働こうと思いました。

その中でも、家賃補助があったので、うるま市の保育園を選びました。

沖縄県の保育園は、都会の保育園と違って、園児たちに、比較的自由にいろいろな経験を積ませようとする側面が大きいため、都会の時ほど気張らなくていいし、都会とは少し違った保育を経験できます。

自分の好きな環境で、のびのびと保育ができています。

浦添市の保育園で働くE先生

元々は東京の保育園で働いていましたが、沖縄に移住して保育士になった知人がきっかけで、沖縄で保育士になりました。

沖縄はおおらかでまったりした人が多いため、都会のようにせかせかせず、のんびりとした雰囲気で保育に従事できます。

子どもたちに自由にさせる、というスタンスが、危険の多い都会では考えられなかったので、最初は少し戸惑いましたが、今ではすっかりなじんでいます。

また、日本中様々な地域から移住してきた方々と一緒に仕事ができるので、様々な考え方や保育のスタンスを融合させていけるのも、楽しみの一つです。

いかがでしょうか。やはり、沖縄県ならではの雰囲気や周りの方の人柄は、他県出身の保育士だからこそ感じられる魅力だと言えそうです。

また、既に多くの保育士が移住してきているからこそ、たくさんの出会いや発見があるというのも、また魅力の一つと言えそうです。

他にも移住者のインタビューを掲載していますので下記サイトを参考にしてみて下さい。

参考先輩移住者にインタビュー!

沖縄リゾート保育は沖縄の求人「だけ」集めています!

URLhttps://resort-hoiku.okinawa/

さて、最後に、「沖縄リゾート保育」について、ご紹介しましょう。

まず、本サイトは、沖縄県保育士の求人「だけ」を扱う求人サイトです。

上記で述べたように、志望動機を見つけ、自身にとって最適な職場を選ぶのに役立つ写真や動画なども豊富に掲載するなど、各保育園の様子をかなり詳細に掲載しているので、沖縄県の保育士の求人を探すには持って来いのサイトと言えます。

少しでも興味がある方はお気軽にご連絡お待ちしています!

まとめ

以上見てきたように、沖縄県は、充実した支援制度、豊富な自然環境、温かい人間関係に囲まれ、まったりとした雰囲気の中で仕事ができる、保育士にとってかなり素敵な環境が整っています。

また、すでに多くの都道府県から移転してきた保育士がたくさんいるので、様々な考え方に触れることができるのも魅力の一つです。

沖縄リゾート保育は、そんな沖縄県の保育士の求人に特化したサイトであり、動画や写真など、沖縄県の保育園に関する情報が大変充実したサイトです。

ぜひ一度、ご覧になってみてください。